夫の検査ガイダンス
これまで不妊治療に取り組んできたものの、なかなか結果が出なかった経験はございませんか。
その原因は精索静脈瘤かもしれません。
当院では精索静脈瘤、精子の質検査等を含めた一通りのスクリーニング検査を行っております。
2019年に報告された海外のガイドラインに則り、精子の「質」を評価した上で検査を進めてまいります。
精液中の活性酵素の調べ方
精液検査の結果が良くても妊娠できないことがあります。
それは精子の「質」を評価できていないからかもしれません。
精子のDNAを断片化(破壊)する原因に「活性酸素」があります。
精液中の活性酸素の状態を調べるには世界標準的に酸化還元電位(oxidation reduction potential:ORP)が用いられています。
男性不妊検査Q&A
Q1:精液検査前の禁欲期間はどの位がいいのでしょうか?
A1:3日(中2日)で行いましょう。
禁欲期間が長くなるほどORP値/精子DNA断片化率は上昇することが知られています。精液の酸化還元バランスを調べるORPの測定機械(MiOXSIS)の輸入販売元は「3-4日の禁欲」を推奨しています。
Q2:精液は持参でも構いませんか?
A2:構いません。射精後2時間程度でしたら検査値に影響は受けないようです。
予め容器をお渡ししますので、2時間以内にご持参ください。
Q3:結果はいつ聞けますか?
A3:翌日以降、ご予約の上聞きにいらしてください。
予約方法
- 奥様が他院で不妊治療中の方も歓迎です。ご主人様の状態を併診させていただきます。
- ご希望に沿った医療を安全に行うため、治療を受けられる方ご本人に、ネイティブと同程度の日本語力があることを前提とさせていただきます。
(In order to provide medical care safely, the person receiving the treatment in our clinic needs to have the same level of Japanese proficiency as a native speaker.)
予約サイトの「日時指定予約」をクリックしてください。
「精液検査」のボタンよりご予約をお取りいただけます。