人工授精コーディネート
「人工授精」とは、ご主人様の精液から精子を抽出し、奥様の子宮内に注入する、という不妊治療です。
古くから盛んにおこなわれている手法ですが、「どこを/どのように」アシストしているのか?が見えにくい治療でもあります。
本ページでは、「人工授精」について、「なんとなく」ではなく、医科学的根拠/海外のガイドラインに則って解説してみました。
人工授精とは何か
人工授精が「生きる」のは誰か?
排卵誘発は必要か?
原因不明の排卵誘発:クロミッドvsレトロゾール
男性不妊と人工授精
hCG→人工授精:何時間がベスト?
今回の人工授精の総括「ココを見て!」
人工授精は何回?
40才からの人工授精
実際の流れ
① 月経中
排卵誘発を行う方はday3までにご受診ください。(自然周期の方のご来院は不要です)
② 卵胞チェック
卵胞が適切な大きさになるまで超音波と排卵検査薬でモニターしていきます。
卵胞チェックは複数回/連日となることがあります。
③ トリガー
実施当日に確実に排卵させるため、hCGと呼ばれる注射を用います。
④ 採精
精液は、来院採精/自宅採精どちらでも構いません。
精子調整に提出後1~2時間かかります。
⑤ 人工授精
人工授精には通常痛みは伴いません。実施後10分程度安静にしていただきます。
⑥ 実施後
特に制限はなく、日常生活で構いません。当日、性交渉を行っていただくことも可能です。