一般不妊検査/治療について
一般不妊検査(スクリーニング)・治療計画作成
一般不妊検査(体外受精/顕微授精以外)を目的に当院にご受診いただきますと、先ずはご夫婦の生殖上の問題点を可視化するための網羅的な検査を行います。この検査が全て終了した後に、「総括(治療計画作成)」を行います。
すなわち
「ご夫婦の生殖上の問題点はどこにあるのか?」
「その状態に対して、一般的に不妊治療はどのように組み立てていくのか?」
を可視化し、ご提案申し上げます。
治療計画作成
「総括(治療計画作成)」を行う際、「問題点の可視化」「妊娠に向けたルートの具体化」を当方より行いますが、「治療法の確定」を強要することはございません。
同じ状況/同じ年齢の方でも
「何人の家族像を描いていらっしゃるのか?」
「生殖に”手”が加わることにどの程度抵抗感をお持ちなのか?」
がご夫婦ごとに、さらにはご夫婦間ですら異なるからです。
すなわち、治療法の最終決定は、あくまでも治療の主人公であるご夫婦に行っていただきます。
当院では、治療法のご判断を行っていただく際に必要な提供情報を豊富に準備してお待ち申し上げております。
体外受精/顕微授精について
体外受精/顕微授精とは
自然妊娠では、精子と卵子は奥様の体内(正確には卵管内)で出会います。しかし、卵管閉塞や精子数の減少など、何らかの理由によりこの過程が困難な場合には、体外(培養液内)で精子と卵子が出会うお手伝いをする治療が体外受精/顕微授精です。
近年ではその性質を応用利用し、原因不明不妊のカップルや奥様のご年齢が上昇したカップル(年齢因子)へも広く利用されています。
当院の体外受精の特徴
当院では、基本方針を基づいて、ご夫婦毎に最も適した不妊治療を行うことを目指しております。
不妊治療は、原因や状況がご夫婦ごとに違うため、画一的な治療方法で対応することは成果につながりません。たとえば排卵誘発方法、胚移植方法、麻酔方法、ホルモン剤の種類などは複数の選択肢の中から、ご夫婦とご相談の上でご提案させていただきます。
基本方針
- 採卵数
患者様にとってのリスクとベネフィットのバランスを考慮し、5~10個程度の採卵を目標としています。 - 排卵誘発法
年齢や卵巣機能などの状況に応じて最適な方法を選択しますが、基本的には中刺激法を採用しています。中刺激法とは、内服薬と少量の注射を用いて卵巣刺激を行う方法です。OHSS(卵巣過剰刺激症候群)のリスクを抑えながら、適切な採卵数の確保を目指す刺激法です。 - 胚移植法
原則として全胚凍結を行いますが、ご希望や医学的状況に応じて新鮮胚移植も選択可能です。 - 移植胚のステージ
基本的には胚盤胞移植を行っています。 - 凍結融解胚移植周期
患者様のご希望や状態に応じて、
・自然排卵周期
・ホルモン補充療法周期
のいずれかを選択いただけます。 - 先進医療
医学的適応および患者様のご希望に応じて、先進医療を選択することが可能です。
初診の予約方法
初診時の注意点
- 一般不妊検査をご希望の場合は、奥様お一人、もしくはご夫婦でのご来院をお願いしております。
体外受精・顕微授精をご希望の場合は、ご夫婦そろってのご来院をお願いしております。 - 診療の対象は、BMI(BMI=体重[kg]÷(身長[m]×身長[m]))が28以下の方となります。BMI28以上30未満の方につきましては、初診時にお話を伺ったうえで、減量によりBMI28以下となった後に診療を開始いたします。
- 治療内容の特性上、院内の安全および診療環境維持のため、お子様連れでのご来院はご遠慮いただいております。
- 初診のご予約は、月経周期を問わず承っております。
- 受診の際には、健康保険証またはマイナ保険証をご持参くださいますようお願いいたします。
- 体外受精/顕微授精による治療を継続中の方が転院される場合は、必ず紹介状をご持参ください。紹介状には、前院での初回生殖補助医療管理料算定日、保険適用での胚移植回数、および凍結余剰胚がないことの記載が必要となります。
- ご夫婦ともに感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV)を実施させていただくことがございます。検査結果により、当院での治療が難しい場合には、他院をご紹介させていただくことがございます。
- 乳がんまたは血栓症の既往歴がある方は、初診時に必ずお申し出くださいますようお願いいたします。
当院で不妊治療対応可能な条件
ご予約の際は、上記の条件をご確認のうえ、すべての項目にチェック(クリック)をしてから、「ご予約はこちら」よりお進みください。
予約サイトの「日時指定予約」をクリックし、「不妊治療初診」よりご予約ください。
